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絶滅危惧種的いい奴

笑え 苦しいときこそ。

シゲが開けてくれた風穴

ヒカリノシズク。

加藤シゲアキ原作「傘を持たない蟻たちは」の主題歌。

 

先日のFNSで初披露されたこの曲。

私はもうこの曲のパフォーマンスを見てから胸がいっぱいだ。

 

なんといってもシゲアキのセンターに存在しているという事実。これだけで三日は語ることが出来る。


それぐらい大事件だった。

 

NEWSというグループはジャニーズの他のグループに比べて変化が少ないグループだと思っている。基本的にみんな「仲良しこよし」なグループですぐに内向きになる癖がある。そして、メンバー同士も一定の距離をずっと保っていてズカズカ踏み込むこともなければ、無理に遠ざけることもなく、だから、私たちに見えないところではあるかもしれないがこちら側が気付くレベルにまでの喧嘩をしたりすることもなく、まあ、悪く言えば結構「なあなあ」な部分をどのグループよりも持ち合わせているグループだと思うのである。これがNEWSの長所でもあるけれど大いに短所でもあると思う。


外から見れば9人から半分以下の4人となり、大きく変わったようにみえるかもしれない。私が小山担なのもあるせいか、

「NEWS変わったよね。NEWSは4人になってよくなったね」

なんて言われる事もある。 でもそれはあくまで外見だけの問題だと思っていて、根本的にはずーっと変わらず今を迎えているように思う。

メンバーの関係性や、メンバー個々の性格。NEWSのカラーや、コンサートでのコンセプト。変化が全くないということでは決してない。変わっていっている。それでもずっと同じ空気をまとったままなのだ、NEWSというグループは。だからこそ、私は6人を引きずってしまっていた。やまぴーも、りょーちゃんも、戻ることは絶対にないとわかっている。分かっているのだけれど夢を見てしまえる隙があるのだ。そこらじゅうに。変わってないから。そして、あの頃を思い出してしまう。かぶる部分がたくさんあるから。

しかし、大きく変わったこと。それはシングルのトンチキ化である。再出発のチャンカパーナ以降、あれよあれよと言う間に新生NEWSはトンチキ道をまっしぐらに突き進むのである。もう私にとっては長いトンネルだった。別にチャンカパーナが悪いわけではない。あの当時チャンカパーナには本当にすごいパワーを感じた。毎日毎日聴いた。その度に未来が広がった。聴いても聴いても、聴いても聴いても、まったく聞き飽きることはなかった。あの時フルスイングではなく、チャンカパーナにしたことは間違いではなかったと思う。しかし、それだけではなくそこから何曲も続くことが問題だった。そして、私がこのトンチキ曲たちを好きになれなかったのが原因で余計に苦しいトンネルだった。


しかし、帰ってきた。王道路線に帰ってきてくれた。本当にどれだけ待っていたか。もうどれだけ耐えたか。ヒカリノシズク。こういうキラキラしている、綺麗な、くせのない、暖かい、でもちょっとエモい曲。ファン投票でエンドレスサマーが1位になるNEWSには絶対この曲の方が輝いていた。絶対絶対輝いていた。



そして、もう一つ変わったこと。

それはNEWSのセンター。

脱退するまでは山下智久がセンターだった。

どんな曲でもどんな場面でも揺るがなかった。

脱退してからは手越祐也

2人での初めての場となったカウントダウンコンサートからもうすぐ4年間。変わることはなかった。


嵐が曲によってセンターが変わるのが羨ましかった。こんなことがNEWSには起こりえないと思っていたから。絶対的な立ち位置があったから。これは不変なものだと思い込んでいた。どんな場面でも真ん中に大きく写っている脱退前は亮P。脱退以降はテゴマス。これは不変だった。


しかし、変わった。今回のシングルは違う。最後にはテゴマスを押しのけてコヤシゲが真ん中に入ってくるのである。そして、シゲアキがひとり前を向いて終わるのである。


こんなことが起こるなんて誰が想像したんだろう。NEWSにおいてこの変化はとてつもなく大きいと思う。変わらない安心感にどこか浸っていた私もなかなかにドキドキしている。


今回の曲、パフォーマンスはNEWSにとっては大きな一歩だ。シゲが大きな風穴を開けてくれた。いままでこもった室内だけでわちゃついていたNEWSとNEWS担に新しい風を吹き込んでくれた。

私は今まで以上に応援していきたい思いで胸がいっぱいだ。


そして、最後のテゴマスとコヤシゲが入れ替わる場面。手越さんはセンターに視線をやっていた。私はこの瞬間、手越さんにまた一回り大きくなるといいな、と願わざるをえなかった。


こうやって切磋琢磨をして、もっともっとでっかくなって、NEWSがてっぺんを取ってくれることを私は全力で願っている。